【Laravel開発環境構築Part2】Laradockの導入〜Webサーバー立ち上げ

本記事では、Laravelの開発環境構築のPart2を実施していきます。

Contents

Laradockとは
Laradockの導入

Laradockとは

Laradock（ララドック）とは、Laravelの開発環境をDockerで手軽に構築できるように作られたパッケージです。

Laradockの導入

LaradockはGithubよりダウンロードしていきます。

Githubからダウンロードするためにgitという機能が必要です。

Macでgitを使う場合、Xcodeのインストールが必要です。

事前にXcodeのインストールをお願いします。AppStoreより無料で入手可能。

Laradockのインストール

まずlaradockファイルを管理するプロジェクトフォルダを作成します。
同時にフォルダへの移動も行います。今回はlaravel_dockerというファイル名にします。

$ mkdir laravel_docker && cd laravel_docker

laradockをインストールします。

$ git clone https://github.com/Laradock/laradock.git

ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたフォルダに移動します。

$ cd laradock

Laradockの起動

Laradockの.envファイルの編集

laradockを起動するためには.envファイルが必要になりますので、そのファイルをコピーで作成します。

$ cp env-example .env

laradockを起動

とりあえず、webサーバーのNginxを起動します。このコマンドで諸々処理をしてくれます。

$ docker-compose up -d nginx

10分間かかりました。（長いですね…）

最後に以下のような表示されていれば、起動完了です。

Starting laradock_docker-in-docker_1 ... done
Starting laradock_workspace_1        ... done
Starting laradock_php-fpm_1          ... done
Starting laradock_nginx_1            ... done

workspaceにログイン

$ docker-compose exec --user=laradock workspace /bin/bash

Laravelのインストール

バージョン5.8でmyppというフォルダ名でインストールします。

/var/www$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel="5.8" myapp

以下のように表示されていれば完了です。

--途中は割愛--
> @php artisan key:generate --ansi
Application key set successfully.

Laradockの停止

workspaceから抜けます。

/var/www$ exit

laradockを一旦停止します。

$ docker-compose stop

以下のように表示されていれば停止完了です。

Stopping laradock_nginx_1            ... done
Stopping laradock_php-fpm_1          ... done
Stopping laradock_workspace_1        ... done
Stopping laradock_docker-in-docker_1 ... done

停止する理由は２つです。

・laravelファイルのパスを記載

・webサーバーのポート番号を変更（念のため）

laravelの立ち上げ

laradockの.envファイルの編集

laradockの.envファイルを開いて編集してください。

# Point to the path of your applications code on your host
- APP_CODE_PATH_HOST=../
+ APP_CODE_PATH_HOST=../myapp
・
・
・
NGINX
-  NGINX_HOST_HTTP_PORT=80
+ NGINX_HOST_HTTP_PORT=8888
NGINX_HOST_HTTPS_PORT=443
NGINX_HOST_LOG_PATH=./logs/nginx/
NGINX_SITES_PATH=./nginx/sites/
・
・

Laradockを再起動

$ docker-compose up -d nginx

Laravelの立ち上げ状況確認

ブラウザを立ち上げて「localhost:8888」と入力するか、以下をクリックしてください

localhost:8888

お疲れ様でした。これでlaravelを開発するための環境構築は完了です。