仕事

大企業で働いてみて大変だった4つのこと

こんにちはジャムです。

最近、大企業から中小企業のWeb業界に転職をしました。

大企業を離れてみて、改めてめんどくさい事が多いなぁと感じています。

この記事では、大企業で働く上で大変だった事を挙げて、これから大企業に就職、転職しようとする方の参考になればと思い書きました。

でわ、どうぞ

決済に時間がかかる

仕事を進めていく上で、大きなお金を使わないと進められないプロジェクトが発生します。

このようなプロジェクトを進める場合、決済書を作成し、金額に応じた決済権限者の承認をもらう必要があります。

この決裁書の承認を得るために次のような要因でとても時間がかかります。

要因1:書類のチェック修正に時間がかかる

決裁書を作成していく上で、何の目的で必要なのか、いくらかかるのか、どのような計画で進めるのか、など決済をもらうための理由を書いていきます。

その後、書類のチェックがあるのですが、確認する人(課長や部長など)によっては、細かい指摘を抽象的にされるため、修正作業にとても時間がかかったりします。

抽象的な指摘をされた場合は、具体的に質問し具体的な改善を落とし込む事が必要になります。

要因2:決済者、確認者が不在で進まない

昨今の大企業では紙文化がまだ根強いので、決裁書は紙媒体である事が多いです。

そして、役職者は忙しい方が多いので、席に不在な事が多く確認期間も長くなります。

要因1のような事が発生すると雪だるま式に時間がかかります。

関連部署との調整が大変

大きな組織になってくると、いろんな部署、いろんな人、更には外部の会社も関わってきます。

私がいた製造業では、原材料を調達してくる部門、原材料を加工する部門、加工したもの組立る部門、組立た製品を評価する部門などなど沢山の部門があります。

例えば製品の仕様が変わったり、何かトラブルが発生したりと、様々な場面で関係部門と会話しながら業務を進める必要があります。

このような場合、関連部門を召集して、打ち合わせを開いて、議事録をまとめて配信し、そして、長いプロジェクトになると、進捗報告、報告会などなど沢山のことを進めていかなければなります。

競争社会が激しい

この世の中自体が競争社会だよ!

思われるでしょうが、

私がいた会社では、昇格、昇級するために試験がありました。

内容は論文とSPI試験みたいな一般常識、面接です、それに合格しないと昇給・昇格ができませんでした。

ある意味では公平なやり方かもしれないが先輩、同期、後輩がいる中で全員が出世できるわけではありません。

このような弱肉強食の中で人よりも抜きん出て、蹴落としてやるくらいの根性が無いと大企業で生き残っていくのは難しいです。

このような出世争いが大好きな方は向いているかもしれませんが、向いていない方はどこかで諦める必要があるかなと思います。

無駄な仕事が多い

ルールで決まっているからといって、やらないといけない事が多いです。

例えば、製造業であれば、危険な作業というのも少なからずあり、安全を考慮して仕事進めるために、手順やルールが存在します。

このような作業で事故やケガが発生しないように、定期的にチェック体勢がありますが、ほぼ事務作業しかしない職場なのに、同じようなチェックをしなければならない事もあります。

私はこの職場でそこまでの確認必要かな?と思ってました。

じゃあ、ルールを変えて自分がやりやすいように変えれば、いいじゃないと思う方もいるでしょう。

しかし、ルールを変えようとすると、限りなく0に等しいにもかかわらず問題が発生する可能性を言われたりして、それをどう対処するか考えたりと、変えるにあたってもそれなりの熱量が必要になってきます。

こうなってくると、手順通りやった方が楽だなという感覚に陥ってしまい、そのままでいいやと思い、放置します。

おそらくこのような考え方が大企業には多く、無駄な仕事というものは無くならないし、増える一方なんでしょうね。

まとめ


以上で、私が大企業で体験した大変な事になります。

もっとあると思いますが、一旦ここで。

改めて仕事や事業を進めていく事は人がたくさん関わっているんだなと思いました。

Web業界への転職は正直、大企業の仕事の進め方とは比べ物にならないくらいスマートです。

Web業界についての記事もまた書きたいなと思います。